top of page
IMG_2005.JPG

Kixam の作品

Make a new Air. 未だかつてないモノを。

Kixam(キザム)は1999年生まれのシンガーソングライター/音楽プロデューサー/サウンドエンジニア。ジャンルレスでミニマルなトラックメイクが特徴的だが、雨上がりの葉身の様にウェットで物憂げな音像もまた彼の魅力だ。それに加えて、棘のないアンニュイなボーカルとコンテンポラリー且つ情緒的なメロディーラインが持ち味で、シシーで趣向を凝らした幻想的なリリックは、サッドなサウンドと必然的に調和する。そしてこれまでにリリースされたいずれの楽曲も、プロデュースからパッケージングに至るまで全ての工程を自身で行っている。そのためアーティスト独自の感性が色濃く反映された、純度の高い作品を創出することを可能にしている。またこのマルチなスキルを他のアーティストにも共有するべく、Atelier the Snep(アトリエ ザ スネップ)名義でインディーズレーベルを設立し、楽曲提供やサウンドエンジニアとしての活動も行っている。

Kixam EP - Please, hide your the ink Artwork.png

Kixam 1st. EP

【Please, hide your the ink】

2023年4月12日

表題「Please, hide your the ink」の通り、何もかもがタトゥーの様に半永久的に残り顕になる、光の時代にフォーカスして創出された本作は、プライベートに迫った作品になっている。自身が混沌とした今世上に落ちてきた理由、ルーツやバックグラウンドを顧みることで本性に寄り添った制作が行われた。またサウンドメイクに関しては前作「Mr. Whiny」よりもミニマルでデリケート。ミックスダウンはダイナミクスを重点にセルフエディットされた。旋律は軽くスムーズで浮遊感があるが、無駄のない引き算の美学が底にある。Kixamの意向でリスナーがそれぞれで咀嚼して、オルタネイティブなインフルエンスをして欲しいためリリックに関しては語られないが、「みんな、もう少しだけ皆は自分自心を大切にしてほしいな」とだけ伝えてくれた。収録された全5曲は短編ながらも、嗜好のある楽曲に仕上がっている。

Kixam - Mr. Whiny

Kixam 1st. Album

【Mr. Whiny】

2021/12/25  リリース
各配信サイトにて好評配信中

 1999年生まれのシンガーソングライター/トラックメイカー/プロデューサーのKixam(キザム)の1stアルバム" Mr. Whiny "(ミスター ウィニー)和訳して「泣き虫」。このアルバムの主なテーマとなったのが「Sad」。この言葉は「悲しい」という感情表現の他に、昨今では音楽のニュアンスやジャンルの一つとなった。これをオブジェクティブな視点で取り扱い、誰しも陰や哀を潜め生きているということを軸に据え制作された。またそれに対して、「無理に演じなくても良い。」というナチュラリズムなメッセージを彼特有の夢境的なリリックが色付け、楽曲に落とし込まれた。サウンドはジャンルという定義を持たない画期的なもので、全体的に鬱々としていて、エモーションを大切にした音色になっている。このアルバムはKixamの革新的なサウンドデザイン力とメロディメイキング力を活かした、情緒的かつ感傷的な処女作だ。

​次回のリリースをお楽しみに​

bottom of page